日立情報通信エンジニアリングは、人流情報をレーザー・レーダー方式で計測し、広域における動線や滞留状況、人数などを解析してレポートを提供するサービス「人流計測サービス」をソフトパッケージ化し、新たに「人流計測ソフトウェア」としてライセンスの販売を開始すると発表した。
同社では、同ソフトウェアを利用することにより、人流データをビッグデータとして解析・利活用することが可能となるとともに、セキュリティ設備や省エネ設備と連携したシステム構築やソリューションの提供が可能となるとしている。
同ライセンス販売では、レーザー・センサ、制御PC、ソフトウェアライセンスを基本構成とし、センサの台数に応じて、ライト、バリュー、カスタムの3つのパッケージを用意。価格は、「ライトパッケージ」が80万円/年、「バリューパッケージ」が240万円/年、カスタムパッケージが個別見積もりとなっている(いずれも税別)。
なお、同社では、現地調査、システム方式・構成設計、センサ配置シミュレーション、オンサイト構築、オンサイト計測などの導入・支援サービス、各種レポート作成などのレポートサービスもメニュー化しており、教育、導入・支援サービス、レポートサービスについては別見積もりとしている。