Hameeは2月4日、ECマーケットでの未来の働き方を実現する次世代ソリューションの開発を目的として、人工知能・機械学習を研究する「ネクストエンジンAIラボ」を設立したと発表した。
同社がこれまで提供してきた「ネクストエンジン」は、大手ショッピングモールや自社で運営するECサイトの出品・注文・在庫をまとめて管理することができるクラウドサービス。
今後も商取引の電子化が進展すると予想されるなか、EC運営業務は、マーケティング、広告効果検証、マーチャンダイジング、商品開発、カスタマーサービス、デザイン、写真撮影、商品登録、受注、発注、在庫管理、物流、経理、モール出品、カート構築など多岐にわたり、さらにオンラインモールなどの販売プラットフォーム、商品カテゴリ、ECを支えるソリューションごとにフォーマットの統一がされておらず、アナログで行う作業が多いことから、生産性が高くないといった課題があるという。
同社は、このような現状をふまえ、EC運営者が本来やるべき"ビジネスの成長"だけに専念できる世界を実現すべく、新たな領域の研究を行う専門組織を設立するに至ったとしている。
また、「ネクストエンジンAIラボ」設立に先立ち、AIや機械学習、ビッグデータ、オフィス自動化関連の研究者、エンジニア、Eコマースの専門家、協力事業者、大学などの研究機関の募集を開始するという。