Microsoftは2月3日(現地時間)、SQL Serverのコンポーネントをすべて構成・管理・開発・アクセス可能にする統合管理ツール「SSMS(SQL Server Management Studio)」のプレビュー版「SSMS January 2016」をリリースした。2015年12月リリース以降の更新プログラムを含み、多数のバグを修正している。こちらのページからダウンロード可能。
SSMSと同等の機能はSQL Server 2000時代もリリースしていたが、SQL Server 2005以降、現在の名称に変更している。SSMS January 2016では、拡張イベント(XEvent)セッション削除時のバグや、アベイラビリティグループやデータベースのプロパティダイアログを開く際に発生したバグを修正した。また、Azure上のデータベースに接続した際にテーブルの内容が重複するバグも合わせて修正している。バージョンナンバーは「13.0.1000.281」に更新された。
なお、既知の問題として分散再生機能が正しく動作しない。Microsoftは現在修正に取り組み、次のリリースで利用可能にすると表明している。
阿久津良和(Cactus)