Leadviseは、ソフトウェア開発のテスト/デバッグをクラウドで一元管理できるサービス「Qangaroo(カンガルー)」の有料版をリリースしたことを発表した。月額料金は4980円(税別)から。
Qangarooでは、テストを実行した結果を、即座にクラウドのDBに保存/パックアップし、テスト進捗のリアルタイムな進捗管理を実現した。これまでテストを管理してきたExcelから、データをそのままコピーして、Web上でExcelのように、ドラッグで一気にコピー操作することなどが可能。また、担当者のアサインや期日設定のアシスト、選択式回答の列を追加するなど、快適にテストを編集できる機能を用意している。
プロジェクト管理ツール「Backlog」との連携で、Qangaroo上で障害を報告すると、自動でBacklogにチケットを発行し、エンジニアをアサインすることも可能。逆にエンジニアは、Backlog側でチケッ卜のステータスを変更すると、自動でQangarooに反映されるため、テスト管理者とエンジニアが利用するサービスを住み分けることができるという。
同社では、テスト工程管理にフォーカスしたサービスを提供しているが、今後はユーザビリティ改善やセキュリティ強化、機能の強化と並行して、テストの視点から、開発全体を効率化するプラットフォームの構築を目指すという。