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BetaNewsは1月30日(現地時間)、「Stop using Microsoft Edge's InPrivate mode if you value your privacy」において、Microsoft Edgeのインプライベートモードは設計通りには動作しておらず、ユーザーが訪れたサイトの履歴データが残ったままになっていると伝えた。トラッキングを気にしているのであれば、同様の機能を提供しているほかのブラウザの使用を検討したほうがよいかもしれないと指摘している。
ブラウザごとに名称と具体的な機能に違いはあるものの、どの主要ブラウザもユーザーの閲覧履歴などを保存しないモードを用意している。Google Chromeではシークレットウィンドウ、FirefoxとSafariではプライベートブラウジング、Microsoft Edgeではインプライベートモードなどと呼ばれている。
これらのモードではユーザーの閲覧履歴やほかのプライベートデータは保存されない仕組みになっており、単一のPCを共同で使っている場合やトラッキングを気にしている場合に便利なモードとされている。
BetaNewsは記事の中で、Microsoft Edgeに関してはこれが想定通りに機能しておらず、ユーザーが閲覧した情報がそのまま記録されていると説明。将来のバージョンで修正されるだろうが、いつになるかはわからないとしている。Microsoft Edgeはエクステンションのサポート不足など、ほかの主要ブラウザから見て機能的に及んでいない部分もあり、Windows 10の普及と比較してそれほど普及が進んでいない状態にある。