デジタルハリウッド東京本校は、CG・映像を必要なパートだけ個別に学ぶことができるフリースタイルCGラーニング空間「CG GYM」を開設する。開設時期は2016年4月。
「CG GYM」は、"CGを必要な部分だけ個別に学ぶ"をコンセプトに、目的に合わせて学習内容をカスタマイズできるCGの学び空間。3DCG表現はゲームや映画などのエンターテイメント分野では当たり前のように使用され、昨今では映像表現のみならず、プロダクトデザイン、プロジェクションマッピング、建築、医療、3Dプリンター、ドローンなどのマシン操縦にも使われ、あらゆる分野欠かせないものになっている。こうした活用法の拡大により、3DCGはあらゆる業種でそのスキルが求められるようになっていることが開設の背景となっている。
「CG GYM」ではCG制作ツールであるMayaを、モデリング、アニメーション、レンダリング・ライティング、エフェクトのそれぞれの工程に分け、必要な部分だけを学習することができる。合わせて、CG合成や映像編集で使われるAfterEffects、粘土をこねるように3Dモデリングの造形(スカルプティング)ができるモデリングツールZBrushも学習することができるので、必要に応じて自由な組み合わせで学習が可能。また、目的別にあらかじめパッケージングした講座も用意されている。学習スタイルは、独自のeラーニングシステムを活用した反転学習スタイルを導入しており、自宅や外出先でも学習することができるようになっているということだ。
講座ライナップは、モデリング講座、アニメーション講座、レンダリング講座、Mayaエフェクツ講座、Photoshop講座の受講期間は1講座につき1ヶ月で、受講料は各9万4,000円。AfterEffects・Premiere講座、ZBrush講座、デジタル原型師講座は1講座につき2ヶ月で、受講料は各12万8,000円。
パッケージングした講座も開講され、CG GYMで展開する全ての講座を受講できる「マスターパック」は受講期間6ヶ月で、受講料は45万円。3DCGの映像制作工程が一通り学習できる「3DCGベーシックパック」は受講期間4ヶ月で、受講料は37万円。CGモデリングからテクスチャ(Photoshop)・ライティング・レンダリングスキルが習得できる「モデリングパック」は受講期間4ヶ月で、受講料は24万2,000円。VFXなどの視覚効果に必要なエフェクト技術を学習する「エフェクツパック」は受講期間4ヶ月で、受講料は24万2,000円となっている(いずれも税別)。また、オリジナル作品の制作指導を1ヶ月単位でセットできるオプションも用意されている(5万円/月)。
また、開講記念として、2月から実施予定のデッサン講座(全5回)が無料でプレゼントされるキャンペーンが実施されている。キャンペーンの受付は2月20日まで。詳細は同校Webページにて。