米Boxは1月28日(現地時間)、さまざまなデバイスやプラットフォームでのシームレスなコラボレーションを実現する、マイクロソフトとの新しい3つの統合ソリューションを発表した。
Boxの次世代型コンテンツ管理/コラボレーション向けプラットフォームは、リアルタイム共同編集機能を備えたMicrosoft Office Online、iOS版Office、Outlook.comとの統合を新たにサポートする。
リアルタイム共同編集機能を備えたMicrosoft Office Online向けBoxでは、Boxに保存されたWord、Excel、PowerPointなどのファイルをリアルタイムで同時に編集できる。すべての担当者が行った変更が自動的にBoxに保存され、シームレスなユーザー体験を実現している。
また、iOS版OfficeアプリケーションからBoxのコンテンツをプレビューできる機能により、iOS版のMicrosoft Word、Excel、PowerPointを使用して、Box内でOfficeファイルを直接作成・編集できるようになった。さらに、Outlook.comで作成したEメールにBoxのコンテンツをシームレスに添付できるため、添付前のコンテンツをデスクトップに保存する必要がなくなり、クラウド上だけでメールに関する作業を安全に行える。
リアルタイム共同編集機能を備えたMicrosoft Office Online向けBoxおよびBoxとiOS版Officeとの統合は、Office365ライセンスを保有するBoxの法人顧客と、Boxのすべての個人ユーザー向けに同日より提供される。BoxとOutlook.comとの統合は、Boxの個人ユーザー向けに数週間内に提供される予定だ。