総務省と経済産業省は1月20日、IoT機器の設計・製造や通信ネットワークへの接続にかかわるセキュリティ上の取り組みについて検討するため、「IoT推進コンソーシアム IoTセキュリティワーキンググループ(WG)」を共同で開催すると発表した。

IoT社会の進展に伴い、さまざまな機器がネットワークに接続され利活用されるようになってきており、IoT機器の設計・製造・管理・運用や、それらをネットワークに接続する際にセキュリティを確保する必要性があるとしており、国民が安全で安心して暮らせる社会を実現するために必要不可欠であるとして、今回の取り組みが決定した。

ワーキンググループでは、IoTシステム特有の性質に着目し、「IoT機器などの設計・製造・構成・管理に求められるセキュリティガイドライン」「IoT機器の通信ネットワークへの接続に係るセキュリティガイドライン」について議論を行う。

ワーキンググループの開催後、議題ごとにサブワーキンググループを設置して議論を行い、春頃を目途に次回ワーキンググループにおいてガイドラインを取りまとめる予定だ。