グレープシティは1月21日に、Microsoft Excelと同じ操作感覚でWebアプリケーションを開発できるソフトウェア「Forguncy」の最新版(Forguncy 2)を年1月27日に発売すると発表した。

新版では、40以上もの新機能を搭載したほか、これまでは1件ごとに課金していた保守サービスを1年間使い放題にするなど、ライセンス体系も変更した。

主な新機能の1つに、データに連動して変化するグラフを備えたWebアプリを作成できるようになった点がある。縦棒、横棒、折れ線、円、面の5種類のグラフをサポートしており、Excelでグラフを設定するのと同じ操作性なので画面からグラフの種類とデータソースを指定することで、Webアプリに動的なグラフを表示する。

また、データを一覧表示する「リストビュー」に条件付き書式機能が追加され、設定した条件にマッチするデータがリストビューに表示されると自動的に書式を変更する。

加えて、既存のExcelシートからウィザード形式で自動的に入力画面、編集画面とデータ一覧を表示する機能が追加され、最小限の設定だけでWebアプリを作成できるという。

そのほか、従来の案件ごとに料金が発生するサポートサービスの体制が見直され、サポートサービス期間中は何度でも質問できる1年更新制の保守サービスを導入した。

保守サービスは技術サポートのほか契約期間中に新しいバージョンが発売された場合は無料で新バージョンにアップグレードすることができる。

「Forguncy 2」の主な新機能