東映は、アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」や「タイムボカン・シリーズ」、ゲーム「ファイナルファンタジー」などのキャラクターデザインを手がけた画家・イラストレーター 天野喜孝氏の作品展「天野喜孝展」を開催する。会期は1月29日~3月8日 11:00~20:00(最終入場は閉場30分前まで)。会場は東京都・有楽町の「有楽町朝日ギャラリー」(有楽町マリオン11F)。観覧料は一般:1,000円/大学生 900円/高校・65歳以上 800円/中学生以下無料(前売り券は各200円引き)。

「天野喜孝展」 メインビジュアル

ヤッターマン

同展では、天野喜孝氏がアニメーション制作会社「タツノコプロ」時代に手がけた、「科学忍者隊ガッチャマン」や「タイムボカン・シリーズ」、「昆虫物語 みなしごハッチ」などの登場キャラクターをはじめ、スクウェアから発売されたゲーム「ファイナルファンタジー」全シリーズの原画がゲームパッケージと共に展示される。

加えて、2002年に発表された、小さくてかわいいキャラクターたちばかりが活躍する作品「N.Y.SALAD ニューヨーク・サラダ」や、108体のアンドロイド達という設定でアルミパネルにアクリル絵具と自動車用塗料を用いて描かれた「Candy Girl」に至るまで、100点以上の作品が展示されるということだ。

昆虫物語 みなしごハッチ

ファイナルファンタジー3

なお、天野喜孝氏は1952年、静岡県静岡市生まれ。1967年、15歳でアニメーション製作会社「タツノコプロダクション」に入社し、天野嘉孝名義で「タイムボカン」等のアニメのキャラクターデザインを手掛ける。1987年、ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインを担当した。

ファイナルファンタジー6

Candy Girl