Microchip Technologyは1月9日、MPLAB XCコンパイラ PROエディションに月額サブスクリプション制を導入開始したと発表した。
MPLAB XCコンパイラはLinux、Mac、Windows OSをサポートしており、幅広いプラットフォームでの組み込み開発に対応している。また、MicrochipのMPLAB X統合開発環境(IDE)内でデバッガ/プログラマ ツールチェーンの一部としてシームレスに動作するため、習熟の手間とツールへの投資を抑えることができる。MPLAB XCコンパイラは従来のMPLAB IDEとも互換。エディションは最適化オプションによりFree、Standard、PROの3つがある。
月額サブスクリプションライセンスを使うと、8/16/32ビットMCUを使った設計サイクルにおいて、PROエディションを必要な期間のみ利用できる。サブスクリプション契約期間中は、同社のMPLAB XC優先アクセス保守ライセンスを購入しなくても常に各MPLAB XCコンパイラの最新バージョンが利用可能。また、同ライセンスはクラウドベースではないため、オフラインでもコンパイラを使うことができる。
サブスクリプションは毎月自動で更新され、解約と再開はいつでも可能。また、MPLAB XCコンパイラ FreeエディションでもPROエディションと同じ機能を60日間試すことができる。同社サイトよりダウンロード可能。