NECは1月15日、仮想化基盤の導入を検討している企業を対象とした「仮想化簡易導入ソリューション」の販売を開始した。
同ソリューションは、IAサーバ「Express5800/R120f-1M」とユニファイドストレージ「iStorage M110」、ヴイエムウェアの仮想化基盤ソフトウェア「VMware vSphere 6」、構築支援サービスをセットにしたもの。
事前にサーバとストレージを組み合わせて「VMware vSphere 6」の動作検証、評価を実施しているため、ユーザーは検討やサイジングが不要。また、ハードウェアやソフトウェアのセットアップを支援する「構築支援サービス」が提供されるので、簡単かつ短期間で仮想化基盤を導入できる。
従来の仮想化環境では、サーバは仮想マシン単位で、ストレージは論理ディスク単位でリソースを管理するため、バックアップや復旧、QoSなどのストレージ機能を仮想マシン単位で利用したい場合も論理ディスク単位で利用する必要があった。しかし、「VMware vSphere 6」の仮想ボリューム機能「VVOL」を利用すれば、ストレージ機能を仮想マシン単位で利用可能になる。
仮想化簡易導入ソリューションの価格は、Express5800/R120f-1M(仮想マシン数3台)、iStorage M110、VMware vSphere 6、構築支援サービスの構成で税別999万8000円。