USENは1月14日、エビソルと業務提携して飲食店向け予約サービスである「USEN Reservation」を提供すると発表した。新サービスの利用料金は、初期費用が2万円、月額費用が1店舗につき1万円。提供開始は2016年1月中旬の予定。
同サービスは、エビソルが提供する飲食店向け予約台帳である「ebica lite(エビカ ライト)」を店舗の課題解決ノウハウを持つというUSENのコンセプトとマッチングさせ、よりシンプルな操作ができるよう開発したもの。店舗の集客に課題を持つカフェや居酒屋など個店の飲食店をターゲットにしているという。
iPadで動作し、見やすさと使いやすさにこだわったという。店舗ごとにweb予約ページを用意、予約台帳の空席状況を表示し「リアルタイム予約」をいつでも受付可能とのこと。また、予約せずに入店(ウォークイン)した顧客情報も、標準装備の顧客台帳で管理できるという。
同サービスは、USENが運営するグルメ・サイトである「ヒトサラ」や、iPad対応クラウド型多機能レジ・アプリである「USEN Register」との連携も実現したとのこと。集客及び予約から当日の接客時のもてなし、オーダー内容の管理、会計までを一括で管理可能としている。
USEN Registerと併用する場合、会計を終えた利用客ごとの喫食情報はUSEN Reservationの顧客台帳に自動でデータとして取り込む。この自動連携により来店した顧客の情報を蓄積し、次回同じ顧客から予約があった際に、店舗のスタッフは予約の電話口で以前の食事内容を即座に確認できるため、1人1人の顧客に合わせた最適なもてなしを提供できるという。また、蓄積した顧客情報は常連の分析などにも利用可能とのこと。