クラビスとコンカーは1月7日、クラビスが運営する自動経費精算アプリ「STREAMED(ストリームド)」とコンカーが提供するクラウド型経費精算システム「Concur Travel & Expense」との連携サービスの販売を開始した。

STREAMEDとConcurのサービス連携

「STREAMED」は、スマートフォンのカメラやスキャナで領収書の画像を取り込むことで、代わりにオペレーターがデータ入力するクラウド経費精算アプリ。「Concur Travel & Expense」は、出張旅費・交際費・近接交通費などの出張・経費管理をクラウド上で実現できるサービス。

今回のサービス連携により、「STREAMED」のスマートフォンアプリが、コンカーが提供する外部アプリケーション連携システム「Concur App Center」を経由して「Concur Travel & Expense」に接続できるようになった。初期設定をすれば、「STREAMED」のスマートフォンアプリで領収書を撮影すると、画像とともにオペレーターによって入力された経費情報が「Concur Travel & Expense」に登録されるため、ユーザーは領収書の入力時間を軽減できる。

ユーザーの利用手順としては、「1.STREAMEDのスマホアプリで領収書を撮影」「2.オペレーターが入力」「3.自動でデータ送信」「4.Concurで申請」となり、1営業日以内に完了できるとしている。

料金プランは、月々300円で10枚までのデータ化が可能で、10枚を超えた分は1枚20円のライトプランと、月々980円で無制限でデータ化が可能なアンリミテッドプランの2種類が用意されている。

「Concur Travel & Expense」を利用中の企業でアカウントを持っていれば、誰でも「Concur App Center」を通じて「STREAMED」との連携サービスを利用できる。