レピカは1月5日、NTTデータが提供する税務申告ソリューション「達人シリーズ」の新サービスに、レピカが開発、販売する個人情報検出ソフト「P-Pointer」が採用され、提供を開始することを発表した。

「達人シリーズ」は、NTTデータが開発・販売している税務申告用パッケージソフト。法人税、減価償却、消費税、内訳書、概況書、所得税、年末調整、法定調書、相続税、財産評価など、税務申告にかかわる業務をサポートするため、会計事務所や企業の財務・経理担当部門などで導入されているという。今回の採用は、マイナンバー制度開始とともに個人情報管理ツールの需要が高まるとみたことが理由だとしている。

P-Pointerは、独自の辞書を用いPCやファイルサーバ内のファイルの中身を高速検索することで、マイナンバーや個人情報を含むファイルを検出するソフトウェア。「個人番号を検出する辞書」を用いて、マイナンバーを含むファイルを特定する。P-Pointerを利用することで、PCやサーバの意図しない場所にマイナンバーを含むファイルが不用意に保存されていないかを定期的にチェックでき、番号法の順守と適切なファイル管理体制を作ることができるという。