スペクトラム・テクノロジーは1月7日、「無線LANのアクセスポイントの見える化(トラヒック診断サービス)」を8日より提供すると発表した。サービス提供エリアは関東エリアのみ。

同サービスでは、企業内に設置している無線LAN アクセスポイント(AP)のトラヒック診断によって、APの性能・品質の見える化を行う。具体的には、APをモニタリングして混雑状況や接続している端末の状況を診断。APの増設が必要かどうか、不正アクセスを行っている端末がないかを調査し、報告する。

取得する情報は、チャンネル仕様率と端末同時接続数、エラー発生状況、トラヒック状況、送信元エリアマップ、ネットワーク関連図。主に中小企業を対象にしているが、無線LANの速度低下や不安定な接続が続いている企業、顧客情報を多く抱えていたり、新規開発を行っていたりする企業での利用を推奨している。

価格は、アクセスポイント1台につき5万円(データ収集時間は1時間)で、複数台の場合は個別見積もりとなる。同社はこれまでにも「電波の見える化(電波診断サービス)」「セキュリティの見える化(セキュリティ診断サービス)」を提供しており、3サービス同時に申し込む場合は1台当たり15万円を10万円で提供する。キャンペーンは3月31日まで。