日本テキサス・インスルメンツ(日本TI)は1月7日、ホームシアター、業務用や教育用のプロジェクション・ディスプレイ向けに、「0.67インチ4K UHDチップセット」を発表した。
「0.67インチ4K UHDチップセット」はデジタル・シネマを上映する全世界の映画館の8割以上での採用実績を持つDLP Cinemaテクノロジーをベースとしており、DMD(デジ タル・マイクロミラー・デバイス)の高速スイッチング動作と、先進のイメージ・プロセシング機能を組み合わせたものとなっている。
イメージング・プロセシング機能を内蔵した高速チップを使用していることから、400万枚の微小ミラーで、スクリーン上に800万ピクセルを投射することが可能。個々のミラーは、1秒間に9,000回以上のスイッチング動作が可能で、毎フレームに2個の別個、分離したピクセルをスクリーン上に投射し、4K UHDのフル解像度を提供するとしている。
供給開始は今春を予定している。