Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services

インターネットサービス企業のNetcraftは2015年12月31日(英国時間)、「December 2015 Web Server Survey|Netcraft」において2015年12月におけるWebサーバ調査結果を報告した。12月は901,002,770サイト/5,579,077サーバ(web-facing computers)が調査対象とされている。調査対象は先月と比較してサーバベースで3万9900台増えたものの、先月と比較して200万サイト減少したとされている。

2015年12月に最も数を減らしたのは、1340万サイト減らしたApache。これに500万サイト減らしたMicrosoftが続いている。900万ほどのWebサイトは.xyzドメインの期限切れによるものとされている。また、こうした大規模なWebサイト数減少があったにもかかわらず、nginxは全体で710万のWebサイト増加を実現している。

Webサイトの全体数から見るとApacheとMicrosoftがnginxのシェアを超えているが、アクティブなサイトに絞り込むと、すでにnginxがMicrosoftのシェアを超えている。さらに長期にわたってnginxは増加傾向を見せており、今後も同様の傾向が続くものと見られる。