西日本電信電話(NTT西日本)と大和ハウス工業は12月24日、ビジネスアイデアコンテスト「House de Hack! - IoTで暮らしを変える、ビジネスアイデアコンテスト -」を共催すると発表した。"モノづくりの関西を盛り上げる"ことを目的としており、両社によると電気通信事業者と住宅メーカーのコラボレーションは日本初だという。
NTT西日本では、他企業とのアライアンスやオープンイノベーションの取り組みである「Startup Factory」などを通じて、ICTを活用した便利で快適なサービスの提供に向けて取り組んでいる。一方、大和ハウス工業は、少子高齢社会が求めるロボット技術の開発と普及をめざし、2008年1月、ロボット事業推進室を立ち上げ、サイバーダインが開発・製造する「ロボットスーツHAL」のリース・レンタル販売など、ロボット事業を拡大している。
このような中で、生活者の身近な困りごとを解決するため、生活支援ロボットやICTを自社以外のアイデアと組み合せたサービス提供を目的に、コンテストの共催を決めたという。
コンテスト参加者はビジネスプラン(事業計画書)を作成、優秀アイデアに賞金を贈呈するとともに、NTT西日本と大和ハウス工業による、事業化を予定している。
なお、コンテストでは、NTT研究所ならびに大和ハウス工業総合技術研究所のR&D商材などの体験デモも実施し、最新のテクノロジーによる斬新なアイデア想起を行える環境を用意している。
開催日時は、2016年1月24日にチームビルディングと一次選考、2月7日に最終選考と表彰式が行われる。応募期間は2016年1月15日まで。応募条件は、個人・グループを問わず、満18歳以上なら誰でも参加できる。応募は、特設サイトからエントリーして行う。