公開されている最新版はまだドラフトの段階にあるが、詳細はIETFのドキュメント「An HTTP Status Code to Report Legal Obstacles」にまとまっている。これは何らかの法的請求によってリソースへのアクセスを停止するようにオペレータが求められた場合に、HTTPリクエストに対するステータスコードとして利用できるというもの。ページやリソースにアクセスできない理由を明確に法的請求に基づくものだと示すことができる。
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このところ、複数のメディアがHTTPステータスコードに新しく451番が追加されたことを伝えている。これは、何らかの法的請求によってリソースへのアクセスを停止するようにオペレータが求められた場合、HTTPリクエストに対するステータスコードとして利用できるもの。ページやリソースにアクセスできない理由を明確に法的請求に基づくものだと示すことができる。
公開されている最新版はまだドラフトの段階にあるが、詳細はIETFのドキュメント「An HTTP Status Code to Report Legal Obstacles」にまとまっている。
HTTPには、ページやリソースにアクセスすることができないことを示すステータスコードがいくつか用意されているが、これまでアクセスできない理由が法的請求によるものかそれ以外の理由によるものかを示すステータスコードは用意されていなかった。今回451番が使えるようになったことで、リソースにアクセスできない理由が法的請求に基づくものであることを明確に示すことができ、オペレータにとってもユーザにとっても価値があるとしている。
国や地域によってはページやリソースへのアクセスに検閲を設けているところもある。これまでそうした地域ではアクセス規制が法的請求に基づくものかどうかを判断することが難しかったが、451番が適切に運用されればどういった理由によるものかがこれまでよりもわかりやすくなる。