インターネットイニシアティブ(IIJ)は12月21日、高音質なデジタル・オーディオ・フォーマットDSD5.6MHzをはじめとするハイレゾ音源のライブ・ストリーミングサービス「PrimeSeat(プライムシート)」を12月23日より提供開始すると発表した。
同社は新サービス提供を機に音楽配信事業に参入し、良質な音にこだわる個人とコンテンツ事業者の双方に向けた新たなビジネスを展開する。
ハイレゾ音源はCD音源に比べて膨大なデータ量を持つことから、ライブ配信を行うには高度な技術が必要とされるため、これまでダウンロード形式での配信サービスが主流だった。
利用者は、同サービスの音楽配信サイトで、オリジナル番組やコンサートなどの各種コンテンツを、ライブ・ストリーミング(生放送)、オンデマンド、インターネットラジオで聴くことができる。
利用にあたっては、無料でダウンロード可能なPC/Mac専用のソフトウェアをインストールする必要がある。12月21日時点で掲載されているコンテンツはすべて無料で視聴可能だが、今後は有料コンテンツの提供も予定されている。コンテンツを配信する際のプラットフォーム利用料は個別見積もりとなっている。