FFRIは12月18日、「FFR yarai」の教育機関向け特別ライセンスを提供すると発表した。
特別ライセンスは「アカデミック・ライセンス」と「アカデミック・リサーチ・ライセンス」の2種類。
アカデミック・ライセンスは、通常ライセンスの半額で「FFR yarai」を利用できる。利用には、FFRI Webサイトやカタログで学校名を公開することが条件となる。対象となる教育機関は、学校教育法第一条で定められた幼稚園と小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、盲学校、ろう学校、養護学校、大学、大学院、短期大学、高等専門学校。
一方のアカデミック・リサーチ・ライセンスは、サイバーセキュリティ研究を行う大学(大学院や短期大学含む)の研究室を対象としており、無償で利用できる(利用期間は協議の上で決定)。利用は、研究目的のみに限定されるほか、FFRIへのマルウェア検体の提供や情報交換、共同研究事例の公開などに協力を要請するとしている。