キヤノンは、「imageRUNNER ADVANCE(イメージランナー・アドバンス)」の新製品として、オフィス向け高速複合機「imageRUNNER ADVANCE 6500/8500」の2シリーズおよび、基幹業務向け高速プリンタ「imageRUNNER ADVANCE 8500B」シリーズの、計3シリーズ9モデルを2016年2月中旬より発売すると発表した。
「imageRUNNER ADVANCE 6500/8500」シリーズはオフィス向け高速複合機として、モノクロ文書の大量出力ニーズに応える商品となっている。「imageRUNNER ADVANCE 8500B」シリーズは、拠点や事業所の基幹システムからの帳票出力など、基幹業務向けモノクロ高速プリンタとして、低速プリンタの集約による業務の効率化や高耐久性による安定稼働を実現するとしている。
新製品には、「パーソナライズ機能」が搭載されており、個々のワークフローに柔軟に対応することで操作性を向上させるとともに、同社初の人感センサーも搭載されている。
「パーソナライズ機能」は、一人ひとりのユーザーに合わせて、操作画面の表示言語やコピー/スキャン時の初期設定などを最適化。操作画面上で自分のアイコンを押すことで、簡単にログインできるという。また、10.1型の大画面液晶タッチパネルを採用しており、画面上で指を使ったフリックやピンチイン/アウトが可能になり、操作性を向上している。
人感センサーでは、ユーザーが複合機を使用するために近づくとスリープモードから素早く自動復帰する。さらに、ADF(自動原稿送り装置)を使用して原稿を読み込む際に重送を検知する機能が標準装備されており(「imageRUNNER ADVANCE 6500/8500」のみ)、ミスコピーやスキャンのやり直しを抑制するなど、生産性の向上に寄与するとしている。
同社希望小売価格(税別)は、6500シリーズが250万円~、8500シリーズが340万円~、8500Bシリーズが298万円~。