アライドテレシスは12月14日、GbEスイッチ「AT-GS910/8」の出荷を開始したことを発表した。また併せて、文教市場向けアカデミック製品である「AT-GS910/8-T5アカデミック」の出荷も開始したことも発表した。
AT-GS910/8は10/100/1000BASE-Tポートを8ポート装備した内部電源型のGbEスイッチ。新製品の特長として接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、該当ポートの通信を遮断するループガード(LDF検出)に対応している。
また、全ポートが10/100/1000Mbps、Half/Full Duplexの自動認識に対応し、最適に設定されるほか、EAPパケットを透過するため802.1X認証を行っているレイヤー2/3スイッチと端末の間に新製品を設置することが可能。さらに、BPDUを透過することでスパニングツリーの段数制限の対象になることなく、スパニングツリー構成を拡張することができる。
加えて、MDI/MDI-X自動認識機能により、ネットワーク機器との接続においてストレート/クロスケーブルを自動判別するため結線ミスによる配線トラブルを回避することを可能とし、新製品同士のカスケード接続の際にストレート/クロスケーブルのどちらでも使用できる。そのほか、動作時温度50℃に対応し、高温環境下への設置ができることに加え、ファンレス設計で動作音が発生しないため設置場所を選ばないとしている。