日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は12月14日、ハイブリッド/電気自動車やグリッド蓄電向けに、16個のバッテリ・セルを同時に計測する統合型バッテリ・モニタ/保護IC(集積回路)「bq76PL455A-Q1」を発表した。
同製品では、最大256個のセルを直列接続した大型バッテリパックの正確なモニタと保護が可能。パッシブ・セル・バランス機能とアクティブ・セル・バランス機能の両方をサポートし、バッテリからエネルギーを最大限供給することができる。
パッシブ・セル・バランス機能は個々のセル電圧の不一致を補正。アクティブ・セル・バランス機能は、個々のバッテリ・セルの充電量を最大化し、ハイブリッド自動車や電気自動車で、より長い走行距離を可能にすると同時に、製造コストの削減に貢献するという。