Googleは12月7日、スマートフォンなどのAndroid端末で2段階認証プロセスを可能にする「Authenticator for Android」の最新版を発表した。
最新版では「Google Wear」端末のサポートが加わり、対象となるスマートウォッチで利用できるようになった。
Authenticator for Androidは「Google Account」に追加の保護レイヤを加えるもので、2段階認証プロセスのコードを生成する。これによりセキュリティを強化できるとしている。
最新版では、スマートウォッチ向けOSであるAndroid Wearデバイスに対応、Android Wearベースのスマートウォッチで利用できる。
また、セキュリティ関連では、FIDOのU2F(Universal Second Factor)プロトコルに準拠したNFC Security Keyのサポートが開発者向けプレビューとして加わった。
Google Play StoreからAuthenticator for Androidを入手する時に、NFCの許可を求めるプロンプトが表示されるという。Googleはすでに、ChromeでFIDO U2Fをサポートしており、この機能を試すには、最新のGoogle Chromeが動く端末が必要となる。
ほかにも、アイコンを新調し、アプリデザインも一新している。最新のAuthenticator for AndroidはGoogle Playからダウンロードできる。