東京メトロは12月7日、銀座線としては初となるホームドアおよび可動ステップを上野駅1番ホーム(渋谷方面)に設置することが決定したと発表した。設置日は12月20日で、使用は3月12日から開始される予定。

今回設置するホームドアは、透過型ハーフハイトタイプのホームドアで、同タイプのホームドアを本格導入するのは東京メトロ初だという。

上野駅ホームドア設置イメージ

透過型ハーフハイトタイプホームドア(豊洲駅試験設置の様子)

可動ステップとは、列車到着時に床面から赤枠部分のステップが張り出し、隙間を少なくする設備で、ホームと車両の隙間が大きい部分に乗降時の踏み外しや転落防止のため設置されている。

銀座線では、新型車両の導入や駅改装工事を実施しているが、ホームドアと可動ステップは、2018年度全駅設置完了(大規模改良工事駅を除く)に向け、現在各駅において、設置に必要な準備工事を進めている。

東京メトロのホームドアの設置は、全179駅中84駅の整備が完了し、設置率は 47%となっている。

可動ステップ