カブクとミツイワは12月2日、中小企業が3Dプリンタを使った製造を可能とすることを目指し、クラウド型3Dプリンタ関連サービス分野での販売・技術提携をすることで合意したと発表した。
具体的には、カブクが2015年8月より本格展開を開始した、3Dプリンタ工場向けに製造受託業務に必要な機能をワンストップで提供する基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service(Rinkak 3D Printing MMS)」、および3Dプリンタ製造パートナーのネットワークを提供し、ミツイワが全国展開している拠点をベースとした営業力とサービス力を中小企業向けに提供することで、中小企業が3Dプリンタを使った製造を支援しようというものとなる。
なお、Rinkak 3D Printing MMSはすでに200社を超える工場で利用を開始しているほか、ミツイワの国内拠点数は23とのことで、これらを組み合わせることで、カブクでは中小企業へのデジタルものづくりプラットフォーム構築・展開を加速させていきたいとしている。