インターネットイニシアティブ(IIJ)は12月1日、「IIJマネージドファイアウォールサービス」の新品目として、フォーティネットの「FortiGateシリーズ」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

FortiGate-100D

既存品目であるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「Check Pointアプライアンスシリーズ」においては、2016年2月より、複数の新機能を追加した形で提供開始する。

同サービスは、社内に設置したファイアウォール機器をIIJのセキュリティ専門エンジニアがリモートから運用管理するサービス。IIJの「アノマリ検知システム」による異常検知や、障害通知の対応時間を保証するSLA(サービス品質保証制度)等を基本機能として提供している。

「FortiGateシリーズ」はアンチウイルス、アンチスパム、IPSやWebフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能が1台の機器に統合されており、独自開発の「FortiASIC」を搭載し、機能が集約された1台の機器でもネットワークのパフォーマンスを損なうことなく、高速処理を実現する。

「Check Pointアプライアンス」の新機能は、クラウドベースのサンドボックス環境でファイルの検査を実行し、振る舞いによる検査および高度な回避テクニックに対抗する最新のCPUレベルの検査から脅威の有無を確認することにより、未知の脆弱性を悪用するゼロデイ攻撃や標的型攻撃を検出し、リアルタイムに防御する。