クオリカは11月30日、製造業向けクラウド型生産管理システム「ATOMS QUBE」をバージョンアップし、同日よりサービスを開始することを発表した。
「ATOMS QUBE」は受注出荷管理・生産計画・資材所要量計画・購買管理・工程管理・在庫管理など、生産管理システムに必要な機能を包括的にカバーしているクラウド型生産管理システムとなる。
今回追加された「WEB購買」では、現状使用している生産管理システムから自動もしくは半自動で注文書や内示書を送信し、仕入れ先にてATOMS QUBE(クラウド)で受領を可能とする。
加えて、「WEB購買」では、各仕入れ先へ配信する注文書などを一括送信、配信後の送信や受け取り状態の履歴確認、クラウドサービスで手軽に利用可能、イーパーセル社のサービスを採用することで伝送経路にファイルを残さず、プッシュ型によるデータ送信を実装などが可能となっている。
同システムには、正確な出荷と営業所在庫の把握、適正発注によりキャッシュフロー改善、そのほかに得意先指定のサプライヤへの発注、単価管理が可能な機能などが搭載されている。
そのほか、製品ロゴの刷新、ユーザーごとに設定できるマイメニュー対応、品目マスタ登録を簡易で設定できる機能を新設、顧客内示情報、顧客注文情報を一画面で見えるよう改善、支給機能の強化(支給先の在庫調整)などが行われた。