NTTデータが11月30日に発表した、同社が運営する新型ニュースサイト「イマツイ」において分析した結果によると、2015年のハロウィン時期における国内のツイート数は2013年に対して約3倍の1,280万ツイートに上り、その増加率は同期間の経済規模の成長率である約1.2倍を上回ったという。
同分析結果は、2015年10月30日0時から11月2日0時までの期間に、ハロウィン関連キーワードを含む日本国内の全ツイートを対象として抽出したもの。データ件数は1,287万7,167件、アカウント数は237万1,668だった。
同社のトレンド分析によると、コスプレで最も多かったのは、「『リアルに怖い』吸血鬼(ドラキュラ)」だったとのこと。近年のハロウィンの流行を受け、ハロウィン慣れした参加者の仮装やメイクのスキルが高まった結果、よりリアルで怖い仮装に人気がシフトした様子が分かったとしている。
関連ツイート数の日別推移を見ると、ハロウィン当日にあたる10月31日が突出している。地区別にツイート数の対前年増減を見たところ、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)やディズニーランドが7倍以上と大きく増えており、六本木や心斎橋、渋谷での増加が大きい。半面、赤坂や秋葉原、中目黒など、10%以上減少した地区もあり、ハロウィンに対する人々の温度差が明らかになったと同社は見る。
ハロウィン時期の写真付きツイートは全体の50%を超え、通常期である2015年9月には21%に過ぎず、2倍以上に増えている。