MetaMoJiは11月27日、iOS版のデジタルノートアプリ 「GEMBA Note」のベータ版の提供を開始した。
「GEMBA Note」は、「MetaMoJi Note」をベースに開発し、タブレット業務アプリの基盤「GEMBAアプリ基盤」の上に構築されたデジタルノートアプリ。MetaMoJi Noteが持つ編集機能、写真貼り付け機能、ボイス録音機能を使えるほか、独自の拡張機能を備える。
具体的には、「日付・カレンダー」の概念を追加し、ページに自動挿入される日付データによる検索/再利用性の向上を図った。Google CalendarやOutlookなどのカレンダーデータをページ内に自由にレイアウトし、イベントの読み込みや書き込みができる。ToDoの期限など、日付のデータを持った文書内データもカレンダーに合わせてマッシュアップ表示が可能となり、予定と関連するデータも一緒に見られる。また、ページ内に「表計算ユニット」や、日付データ、チェックボックスやドロップダウンリストを定義できる「フォーム機能」を搭載し、業務で求められる定型フォームを簡単に作成・利用することが可能となる。
さらに、「MetaMoJi Note」で編集可能な、テキスト、手書き文字、写真に加え、カレンダー、表計算、PDF文書をユニットとして1ページ上に配置することで、一覧性を損なうことなく、複数の情報を扱うことが可能となる。そのほか、細分化されたアプリを頻繁に切り替えることなく、1つのタスクを完結するために、豊富な機能を搭載する。それに伴い懸念される操作性の低下を防ぐために、コマンドやテンプレートを利用シーンごとにショートカットを定義できる「テンプレート」を搭載した。
「GEMBA Note」ベータ版は、MetaMoJiのWebページ上で申し込みできる。MetaMoJi GOLDサービスのユーザーから優先的に登録可能となる。
「GEMBA Note」製品版、法人版の販売開始やWindows版のベータ版提供、デジタル野帳アプリ「eYACHO」のアップデートは、2016年第1四半期を予定している。