富士ゼロックスは11月30日、同社のドキュメントハンドリングソフトウェア「DocuWorks」を活用し、中小規模事業所が業務改善を実現するためのソリューションメニューとして3種を、それぞれのノウハウをまとめた業務マニュアル・ソフトウェア・エンジニアによる設定サービスのセットで提供を開始した。

今回、第一弾として提供開始するのは、「見積依頼受付ソリューション」「見積承認ソリューション」「セキュア文書配信ソリューション(調達業務向け)」の3つとなる。

「見積依頼受付ソリューション」は、ファクスによる見積依頼に迅速に対応するためのソリューション。同ソリューションでは、ファクス受信した依頼書を電子文書としてDocuWorksの文書トレイで受信し、その後の受付処理も、DocuWorksのお仕事バー(DocuWorksに搭載された作業可視化ツール)を使って確実かつ迅速に見積作成担当者へ電子文書のまま回付することが可能だとしている。なお、回付状況は「DocuWorks トレイ 文書追跡サービス」で確認することが可能。

見積依頼受付ソリューション

「見積承認ソリューション」は、営業マネジャーによる見積書承認プロセスの見える化と効率化を実現するためのソリューション。承認プロセスを紙から電子文書に置き換え、富士ゼロックスのクラウドストレージサービス「Working Folder」と「DocuWorks トレイ 文書追跡サービス」で行う環境が提供される。また、マネジャーはWindowsタブレットと併用することにより、いつでもどこでも見積書の確認と承認が可能になるという。

見積承認ソリューション

「セキュア情報配信ソリューション(調達業務向け)」は、製造業において、図面や仕様書などの技術情報をサプライヤーへセキュアに配布・管理するソリューション。「Working Folder Plus」とDocuWorksのお仕事バーの組み合わせにより、セキュリティと業務効率を両立した情報配信を行うことが可能だとしている。

セキュア情報配信ソリューション

価格は、「見積依頼受付ソリューション」は、ソフトウェア+設定サービス+業務マニュアルが43万800円、DocuWorksトレイ 文書追跡サービスの利用料が月額3,000円、「見積承認ソリューション」は、ソフトウェア+設定サービス+業務マニュアルが28万6,800円、DocuWorksトレイ 文書追跡サービス+Working Folderの利用料が月額6,500円、「セキュア情報配信ソリューション(調達業務向け)」は、ソフトウェア+設定サービス+業務マニュアルが28万6,800円、Working Folder Plusの利用料が月額1万1,500円となっている(いずれも税別)。