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Oracleはこのほど、「Announcing the general availability of Oracle Linux 7.2|Oracle’s Linux Blog」において、Oracle Linuxの最新版となる「Oracle Linux 7 Update 2」の公開を伝えた。先日公開されたRed Hat Enterprise Linux 7.2に対応するバージョンとなる。
「Oracle Linux 7 Update 2」における注目の機能は次のとおり。
- makedumpfileコマンドにおいて16TBを超える物理メモリを搭載したマシンのカーネルダンプにsadumpフォーマットを使用するように変更
- ノン・グラフィカルインストールにおいて、インストール中にkdumpを設定できるように変更
- Anacondaインストーラおよびキックスタートにおいて直接MySQL 5.6 Community Editionをインストールできるように変更
- OpenSCAPをバージョン1.2.5へアップグレード
カーネルとしては次の2つのパッケージが同梱されている。
- Red Hat Compatible Kernel (kernel-3.10.0-327.el7) for x86-64
- Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 3 (kernel-uek-3.8.13-98.6.1.el7uek) for x86-64
Red Hatは11月19日にRed Hat Enterprise Linux 7.2を公開している。Oracleは11月25日(米国時間)に「Oracle Linux 7 Update 2」を公開したことから、Red Hatの発表から6日以内に対応するバージョンを公開してきたことになる。