第一印象は人が他人と接する上で重要視する要素の1つだ。「第一印象は悪かったけど、話すうちにいい人だとわかって……」なんて例はそう多くないのが現実だろう。

ビジネスにおいて、あるいは私生活でも、第一印象は良いに越したことはない。Lifehackが「人を判断する7つの材料(原題:People Judge Your Personality Based On These 7 Small Things)」という記事で、人が最初に他人を判断するときに何を見ているのか紹介している。以下、そのポイントを見てみよう。

手書き文字

「文は人なり」という言葉があるが、文章や書く文字は"人を表す"ようだ。

National Pen Companyの調査によると、大きな字を書く人は外出好きでおしゃべりで、小さな字を書く人は内気で引っ込み思案、そして細かいという。ちなみに平均的な字の人は適応力があるとのこと。

また、書く時に力を入れる人は、物事にコミットするのが上手で真剣に考える人であるのに対し、ボールペンであっても鉛筆であっても、薄い字を書く人は"感じ"やすく、人に同調しやすいとという。

書き方も傾向があり、速く書く人はせっかちで時間が遅れたり、無駄に時間を費やしたりすることを嫌うが、ゆっくり書く人はきちんと自己管理するタイプだという。

服の色

男性であってもピンク色の服を着てもおかしくないし、いつもスーツを着用していなければならないという職場はかなり減ってきた。こうした状況だと、オンでもオフでも、服装の色のチョイスは増えている。記事によると、よく選ぶ色からその人の性格がわかるという。

例えば、黒を選ぶ人は敏感で傷つきやすく、芸術的でもあるという。赤好きは積極性があって、人生を最大に生きようという活力のある人。白はどうかというと、整理整頓ができる人で論理的であり、青は安定性と他人への思いやりがあるという。緑は"忠実"だったり、愛情深かったりする人とのことだ。

複数の心理学者が靴からその人が判断できるとしている。中でも、カンザス大学のある研究者によると、靴の値段やスタイル、色、状態から、その人の収入や支持する政党、性別、年齢と、属性を9割方も推測できるのだそうだ。

顔のパーツとしての目の美しさではなく、感情や思考を映し出す"目"だ。「目は口ほどに物を言う」ではないが、要所で目と目を合わせて会話できるかどうかで、その人の自己管理レベルがわかるとのこと。

時間

約束の時間に早く来るか、遅れてくるかで人の印象は大きく左右される。言うまでもなく、待たされると気分を害するため、第一印象は悪くなってしまう。

いかがだろうか。いずれのポイントも自分が判断される時だけではなく、人を判断する時にも役立ちそうだ。