KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は11月26日、2015年3月よりサービス提供を開始した「SENDAI free Wi-Fi」のエリア拡大整備をはじめとした、仙台市における観光客向け通信環境の推進に協力すると発表した。
今回の整備では「SENDAI free Wi-Fi」の追加整備と「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を利用した訪日外国人への利便性向上、Wi-Fi利用促進のためのWebサービスの提供を行う。
「SENDAI free Wi-Fi」の追加整備では、新規アクセスポイントの設置(29カ所追加)を行う。また他の企業とも協力し、仙台市内の商業施設への拡充を促進する。サービス開始時期は12月1日で、サービス利用料は無料となる。
同Wi-Fiは、7月1日より商用サービスを開始した「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」に対応しており、訪日外国人観光客は、アプリをダウンロードし利用規約に同意することで、自動的にWi-Fiを利用できる。これにより、Wi2が提供する市内約1650カ所、全国20万カ所以上で利用できる。これとともに、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」サービスの機能の1つである、アプリへのコンテンツ情報配信も合わせて実施し、仙台城跡をはじめ、周辺観光に役立つ情報をWi-Fiを経由して訪日外国人観光客に提供する。
また、観光客へ"仙台市の魅力"を訴求するスマートフォン向け観光情報サービスをあわせて12月1日より提供する。るーぷる仙台のバス停留所周辺の観光スポットを紹介するWebサイト「るーぷる仙台ナビ」と仙台城が3Dパノラマ画像でよみがえるWebサイト「仙台城VR再現」、仙台のオリジナルキャラクターといっしょに合成写真を撮影できるWebサイトの「仙台観光フォトフレーム」を用意する。対象言語は日本語、英語、韓国語、中国語(繁・簡)、タイ語となる。