調子が良い時はいくらでも頑張れるし、"メンタル"のことなど考えないだろう。だが、行き詰まってしまった時、うまく仕事をこなせなくなった時こそ、本来の精神面の強さが問われる。
"精神を強くする"ことは簡単ではないが、自分に言い聞かせる言葉を覚えておき、おまじないのように使ってはいかがだろうか? Incが「(原題:9 Mantras That Will Keep You Mentally Strong in Tough Times)」という記事でいくつか紹介している。
必ず乗り越えることができる
「これは無理」や「自分ばかり損してる」という考え方は敗北感を強めるだけ。何か要求するのではなく、今自分にあるものや、置かれている環境を認めよう。
家族や友人、仕事などさまざまな方面で「このリソースは使えて当たり前」と考えて、感謝の気持ちを忘れてはいないだろうか?
大切なのは自分の価値観にあう生活
必ずしも全員から好かれることはできないだろうし、あなたの意見や判断に反対する人もいるだろう。
だが、他人を喜ばせることがあなたの人生の目的ではないはずだ。親や友人などの反応ばかり気にしていないだろうか? 勇気を持って、自分の価値観に合う生き方を貫こう。
失敗は成功のもと
「失敗」は辛く、格好悪いし、落ち込む。
だが、偉大な研究成果が、どれも無数の失敗に支えられているように、目標が大きいほど失敗も多い。
すんなり成功することはないと思っておいた方が良いだろう。失敗を恐れず、成功の糧とするために学ぶ姿勢を持ちたい。
ベストを尽くす
失敗を許さない完璧主義ではなく、「その時々で最善を尽くす」と考えて取り組もう。ピークの結果を残すために、ムラのない心身でいられるように心がけたいものだ。
本当の自分はもっと強い
長い人生なのだから、思わぬアクシデントや致命的に見える惨事に遭うこともあるだろう。そうした状況で「もう終わり」「立ち直れない」と自分を制限してしまうのはもったいない。
落ち込んだり悲しんだ後は自分を信じて立ち直ろう。
自分の感情、行動をコントロールするのは自分だ
あなたの人生はあなたのものであって、最初にも触れたが、他人のせいにしたところで、何も変わらない。あなたの感情をコントロールできるのは、他人ではなく「あなた」なのだ。
あなた次第でポジティブにも、ネガティブにもできる。他人任せではなく、気の持ち方や思考は「自分がそういうふうにしているんだ」という自覚を持とう。
以前も切り抜けることができたし、今度もできる
自分が過去に遭遇したイベントを乗り切った経緯を思い出すのも一つの手だろう。
面接や試験に落ちたり、失恋したり、色々な局面を切り抜けてきたはず。自信を持つことでもっと強くなれるだろう。