セコムとセコムグループの情報通信事業を担うセコムトラストシステムズは11月24日、12月1日から施工される改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に伴い、事業者(企業)の対応を支援する「セコムあんしんストレスチェックサービス」の提供を開始することを発表した。
新サービスは、事業者(企業)、従業員、実施者(利用者の産業医)のそれぞれに対して、厚生労働省のストレスチェック制度実施マニュアルに則した運用を支援するサービス。要望に応じて、セコムグループのメディカル事業を担うセコム医療システムを通じた、産業医の紹介、相談も受けるという。
「従業員向け機能」では、従業員は職場だけでなく自宅でもパソコンやスマートフォンでストレスチェックを行うことができ、ストレスチェックの結果に応じて、医師への面接申し込みを行うことができる。
「企業向け機能」では、従業員のストレスチェック実施状況の確認や労働基準監督署に提出する報告書の作成が可能となっている。
「実施者(利用者の産業医)向け機能」では、高ストレスと判断された従業員に対して、面接指導の推奨をすることができるほか、面接前の事前問診や過去の面接結果の閲覧なども可能となっている。また、実施した面接結果の記録や集団ごとに集計・分析をすることも可能。
価格は、初期費用が10万円、月額費用は基本料金1万円と従量料金として1IDあたり20円となっている(いずれも税別)。質問の変更・追加、紙の検査票による対応はオプション料金となっている。