10代後半のスマートフォン・ユーザーが利用するSNSはLINEやTwitterが8割前後に上り、女子に限ると半数以上がInstagramを利用している。ジャストシステムが11月20日に発表した「10代のスマホ利用に関するアンケート」による。
同調査は、スマートフォンを利用している15~19歳の男女600人を対象に、同社が運営する自己回答型のアンケート・サービスである「Fastask(ファストアスク)」を通じて、2015年11月6日から8日にかけて実施したもの。
SNSの種類別に利用度を見ると、LINEが87.8%で最も多く、以下、Twitter(73.3%)、Instagram(33.5%)の順だった。男女別に見ると、女子の50.3%と半数以上がInstagramを利用しているのに対して男子は16.7%と、3倍以上の開きがあったという。なお、Facebookの利用者は27.8%に留まる。
スマートフォン用アプリのジャンルごとに1日あたりの利用時間を尋ねたところ、LINEが110.19分で最も長く、以下、ゲーム・アプリ(99.81分)、LINE以外のSNS(86.58分)の順だった。
SNSへの投稿回数を尋ねると、「1日1回未満」が32.2%だったに対して「1日1回以上」は67.9%であり、7割弱がほぼ毎日タイムラインに投稿をしている。そのSNSで「自分のキャラを使い分けていない」との回答は70.7%であり、「2つ以上のキャラを使い分けている」という回答者は計21.1%だった。
コンテンツの種類別に視聴方法を尋ねたところ、動画と音楽では7割以上が主にスマートフォンで視聴している半面、コミックを主にスマートフォンで見るという回答は32.8%、書籍は23.7%に留まっている。