iOS版Firefoxがついに登場

Mozillaは11月11日(現地時間)、「Firefox Users Can Now Choose Their Favorite Browser on iOS｜The Mozilla Blog」において、iOS向けのFirefoxを公開したと伝えた。App Store経由でダウンロード可能で、iPhone、iPad、iPod touchなどで使用できる。iOS版の登場により、今後どこまでFirefoxユーザが増えるのかが注目される。

iOS版のFirefoxはFirefox Accountsに対応しており、アカウントを設定しておけば閲覧履歴、タブの状態、パスワード、ブックマークなどをPCやほかのデバイスで動作しているFirefoxと同期させることができる。

Net Applicationsの調査によれば、モバイルデバイスにおけるFirefoxの2015年10月時点のシェアは0.75%。この分野ではSafariとChromeが強く、これらにAndroid BrowserとOpera Miniが続いている。Firefoxのシェアの低さはこれまでiOS版をリリースしてこなかったことも要因の1つと考えられる。