た。TIOBE Softwareでは2015年10月に開催されたJavaOneカンファレンスの成功もこの増加傾向に拍車をかけていると指摘している。

TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2015年11月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2015年11月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 20.403%
2 C 17.145%
3 C++ 6.198%
4 C# 4.318%
5 Python 3.771%
6 PHP 3.248%
7 JavaScript 2.473%
8 Visual Basic .NET 2.223%
9 Ruby 2.038%
10 Perl 2.032%
11 Assembly language 1.883%
12 Delphi/Object Pascal 1.682%
13 Visual Basic 1.681%
14 Objective-C 1.426%
15 Swift 1.236%
16 MATLAB 1.185%
17 Pascal 1.099%
18 PL/SQL 1.032%
19 R 1.013%
20 COBOL 0.921%

11月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

11月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

Javaは2014年後半に入ってからインデックス値の強い増加傾向が続いており、2015年11月も同様の傾向となった。TIOBE Softwareでは2015年10月に開催されたJavaOneカンファレンスの成功もこの増加傾向に拍車をかけていると指摘している。

2015年11月は1位のJavaに2位のC言語、3位のC++、4位のC#、5位のPythonが続いている。しかし、シェアの上ではJavaとCが突出して高く、これに3位以下のシェアとは大きく開きがある。プログラミング言語としてJavaとCが強い影響力を持ち続けていることがわかる。