ペンタセキュリティシステムズは11月10日、フロスト・アンド・サリバンがまとめた「Frost IQ(Industry Quotient):アジア・パシフィック地域におけるWebアプリケーションファイアウォールのベンダー2015」で同社のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)のWAPPLESがアジア・パシフィック地域で市場シェアトップになったと発表した。

フロスト・アンド・サリバンは、グローバルリサーチおよびコンサルティング専門機関で、毎年「Frost IQ 報告書」を発表し産業別の評価資料を提示している。報告書によると、アジア・パシフィック市場で韓国のペンタセキュリティが市場シェアトップになった。中国の情報セキュリティベンダーのNSFOCUSが次点となり、インパーバ(Imperva)、F5ネットワークスが続く。

報告書で高く評価された理由としては、論理演算検知エンジンの性能や、パートナー向けの定期的なセミナーと教育を通じて市場と顧客のニーズに応えようと持続的に取り組んでいることが挙げられるという。

ペンタセキュリティCTOのDS Kim氏は「今年リリース10周年を迎えた年にアジア・パシフィック地域で市場シェアトップとなり、より意味深く感じる。この10年間の苦労が無駄にはならなかったようで、誇らしく思う。韓国市場シェア1位、アジア・パシフィック市場シェア1位を超え、世界市場シェア1位になるまで製品開発に絶えず努力していく」と述べている。