アールスリーインスティテュートは11月9日、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」アプリケーションの利用・開発・運用をサポートする「gusuku(グスク)」を正式リリースしたことを発表した。
「gusuku」はkintone上のアプリケーションのバージョン管理や配布管理を行えるほか、gusuku APIを利用したkintoneプラグインを利用することによって、kintone自体をさらに便利に活用できるプラットフォームとなっているという。
今回の正式リリースは、約2カ月にわたるプライベートベータテストで利用者からフィードバックされた内容に加え、kintoneプラグインの第1弾として「添付ファイル保存プラグイン」がリリースされた。これにより、100MBを超える添付ファイルをkintoneアプリ上で利用することが可能となっている。
サービス価格は、管理するkintoneアプリケーション数や添付ファイル保存ディスク容量によって、4つのプランが用意されている。月額料金無料のフリープランでは、アプリ数が10、添付ファイル保存ディスク容量が1GB。スタンダードプランでは、アプリ数が50、添付ファイル保存ディスク容量が10GB、月額料金が1,080円(税込)。プロフェッショナルプランでは、アプリ数が100、添付ファイル保存ディスク容量が100GB、月額料金が4,320円(税込)。エンタープライズプランでは、アプリ数が300、添付ファイル保存ディスク容量が300GB、月額料金が10,800円(税込)。
今後もデータバックアッププラグインなど、順次リリースが予定されている。