QualcommおよびXilinxは、Qualcommの子会社であるQualcomm Technologiesを介した戦略的な技術提携を締結したことを発表した。
今回の提携を通じて両社は、Qualcomm Technologiesのサーバプラットフォーム上で有効な、FPGA対応の動的なワークロードアクセラレーションによって新たなレベルの効率と性能を備えた、ヘテロジニアス・コンピューティング・ソリューションを提供する。
対象となるアプリケーションには、計算処理アクセラレーション、ビッグデータ解析、機械学習、ストレージ、CloudRANなどで、Qualcomm Technologiesの64ビットARMv8ベースのサーバプロセッサとXilinxのFPGAを組み合わせることにより、高いパフォーマンスと単位ワット当たりの性能を実現し、総所有コストを削減する製品を提供することが可能となる。
XilinxのAll Programmableポートフォリオは、スケーラブルでリコンフィギュレーション可能なアクセラレーションプラットフォームとして機能するとともに、ワークロードの変化に応じた最適化をオンデマンドで実現するとしている。