ルネサスエレクトロニクス(ルネサス)は11月6日、National Electric Vehicle Sweden(Nevs)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
NevsはTianjin Binhai Hi-tech industrial Development Area (THT)やBohua Investment Co., Ltd.などが資本参加している中国保有のスウェーデン企業で、車両の研究と新エネルギー自動車技術の開発を行っている。
今回のパートナーシップ締結により両社は、中国の新エネルギー自動車市場へ向けた各種のシステムソリューションを共同で開発していくこととなる。具体的にはモータ駆動システムや、車載情報システム、高度運転支援システム、セーフティコントロールシステムや、クラウドにアクセスするような新しい分野のシステムの研究開発を行うという。
両社は、半導体メーカと自動車メーカが、産業界における両端から直接協力することにより、新エネルギー自動車産業の中で、より安全で環境に配慮したインテリジェントな自動車開発をリードしていく、としている。