日本システムウエア(NSW)は5日、センサビーコン「BLEスマートセンサN」を活用したBLE(Bluetooth Low Energy)スマートセンサソリューションの提供を開始した。
「BLEスマートセンサN」は、温・湿度、照度、紫外線など複数のセンサ情報をBLEビーコンで発信できるデバイス。複数の「BLEスマートセンサN」が計測した情報は、ペアリング不要で1つのゲートウェイを介してクラウド上のIoTプラットフォームに収集される。
今回、発表したBLEスマートセンサソリューションでは、「BLEスマートセンサN」が持つ環境モニタリング情報とビーコンIDによる位置情報の2つの特性を活かし、小売量販店や大型商業施設、飲食店など向けに、建物内の消費電力管理を行うEMS(エネルギーマネジメントシステム)と、来場者のスマートフォンにニュースやクーポンなどを配信するモバイルO2O(Online to Offline)サービスを、1つのインフラで提供できる。
導入価格は、初期構築費と運用後の月額利用から構成され、規模により異なる。なお、ソリューションの導入を検証するための「BLEスマートセンサN」評価キットを1セット18万5000円(税別)で提供する。