アドバンテックと三井物産エレクトロニクス(MBEL)は11月5日、アドバンテックのIoT向けハードウェア/ソフトウェアソリューション活用支援プログラム「WISE-Cloud Alliance」の基本契約を締結したことを発表した。
WISE-Cloud Allianceは、センサモジュールやゲートウェイなどのIoT向けハ ードウェア、およびこれらのハードウェアから生成されたデータをクラウドサ ービスで活用できるようにするためのソフトウェアプラットフォームである「WIS E-PaaS」の活用支援を行うプログラム。
同アライアンス契約の締結により、MBELにはサーバ/エージェントソフトウェア&SDK、サンプルコード・ソースコードの提供、Microsoft Azureの使用ライセンス、IoTデータ収集ゲートウェイ・IoTエンベデッドシステムなどのハードウェア、および製品トレーニングとサポートが提供される。
また両社は、共同での営業活動・イベントプロモーションを通じ、IoT導入を進める顧客やシステムインテグレータに、ワンストップでのIoTソリューション提供を推進。特に、各種製造業の生産現場、公共・社会インフラ、環境・エネルギーなど、無線センシングを活用できる市場に注力していくとしている。