PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2015年11月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。
2015年11月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 24.7 | = |
2 | Python | 11.3 | ↑ |
3 | PHP | 11.2 | ↓ |
4 | C# | 9.2 | ↑ |
5 | C++ | 7.6 | ↓ |
6 | C | 7.4 | ↓ |
7 | JavaScript | 7.3 | ↑ |
8 | Objective-C | 5.3 | ↓ |
9 | Swift | 2.8 | ↑ |
10 | Matlab | 2.8 | ↓ |
11 | R | 2.7 | ↑ |
12 | Ruby | 2.4 | ↓ |
2015年11月は長期にわたって増加傾向にあったPythonと長期にわたって下落傾向にあったPHPの順位がついに逆転した。1位はJava、2位にPythonがつけ、PHPは3位に陥落した。この傾向は10年以上にわたって継続しており、今後もPythonとPHPのシェアは広がり続けることが予想される。
割合はまだ小さいが、RとSwiftが強い成長傾向を継続している点も注目される。Rはビッグデータ解析向けのプログラミング言語として、SwiftはiOS向けアプリの開発用プログラミング言語として強い存在感を示している。