ソネット・メディア・ネットワークスはこのたび、ゼータ・ブリッジと共同で、「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」の提供を開始した。

同サービスは、DSP「Logicad」とゼータ・ブリッジのリアルタイムCM自動認識システムを連携することで、広告主のテレビCMが放映されたという情報をリアルタイムに検知し、放映後3~8分以内に地域・性別等がセグメントされた視聴者のPC・スマートフォンなどに対しインターネット広告を配信することが可能。これにより、テレビCMとインターネット広告配信によるクロスメディアでの相乗効果が期待できる。

また、同サービスでは、テレビCMの目的やターゲットにあわせ、ブランディングを目的とした「テレビCMリアルタイム連動型 集中配信プラン」と、CPA最適化を目的とした「テレビCMリアルタイム連動型 ディスプレイプランニングパック」の2プランを用意する。

「テレビCMリアルタイム連動型 集中配信プラン」は、Logicadが提携するメディアの中から、ブランド醸成に適した広告掲載面へ集中的に広告配信を配信し露出を図ることで、認知拡大や誘導を狙うもの。オプションとして、広告配信後のアンケートによる意識調査を設けており、広告接触や理解促進、購入意向などの効果測定も可能。対象業種としては、飲料や食品などの一般消費財や自動車、携帯電話などを想定する。

一方、「テレビCMリアルタイム連動型 ディスプレイプランニングパック」では、独自のアルゴリズムにより推定された性別・年代の選択や、特定の興味関心を持ったユーザー層がよく訪問するサイトの絞り込みなどが可能で、対象業種としては、スマホアプリなどのオンラインゲームやインターネット通販、保険などのダイレクト金融商品を想定する。

同社は今後、関東・中京・関西地区を対象に展開し、順次提供機能を拡充していく。