KDDIはこのほど、SDN技術を活用したイントラネットサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2(KDDI WVS 2)」で「Microsoft Azure」との閉域網接続オプションを提供開始した。
オプションは、「Microsoft Azure」の閉域網接続サービス「ExpressRoute」の接続事業者であるエクイニクス・ジャパンが提供する「Equinix Cloud Exchange」を活用したもの。これにより、「KDDI WVS 2」の閉域網との簡単で迅速な接続を提供する。
同オプションを利用すれば、アクセス回線やネットワーク機器の手配をせずに、異ルート冗長構成で二重化されたセキュアかつ高信頼な環境で「Microsoft Azure」を利用できる。また、すでに閉域での接続を提供中の「KDDI クラウドプラットフォームサービス」や「AWS」などと組み合わせることで、ハイブリッドなICT環境を迅速に構築できる。
利用料金(税抜価格)は、100Mbps回線の帯域確保型で、初期費用0円、月額料金36万4000円。月途中で申込/解約するケースでは、利用日数分の日割額となる。また別途、利用に応じたExpressRouteの月額料金が必要となる。